*芸術鑑賞回*

2005年度の芸術鑑賞会は、13日(金)一宮市民会館にて、『中国雑伎と京劇』を鑑賞しました。皿回し、飛天、柔術樽くぐりなどの雑伎を楽しんだ後、「孫悟空大戦白骨精」の京劇を鑑賞しました。
皿回し
何枚もの皿を軽やかに回しながら、色々なポーズをとり、まるで満開の花のように華やかです。
飛天
青い空、白い雲の上で仙女たちがおしゃべりをし、楽しく幸せな気持ちを表現した踊りです。
柔術樽くぐり
蓋と底のない樽の中に体を曲げたまま入るなど軟体芸がたくさん披露されます。
水流星
紐の両端に水の入ったガラスの容器をつけ、回しながらアクロバットを行うので、照明を落とすと正に流れ星のように見えます。
こま回し
一本の紐を駆使して、中国ごまを生き物のように躍動させる手先・バランスの妙技です。
二胡独奏
唐時代に西域から伝わった楽器で、堅い木の胴に蛇の皮が張ってあり、二本の弦の間を馬の尻尾の毛を張った竹製の弓で擦って演奏します。日本では一般的に胡弓とも呼ばれています。
一輪車の芸
一輪車に乗りながら、片足で碗・皿・蓋などを次々に頭上へ蹴り上げていく、中国雑伎の代表かつ高度な演目です。

白孔雀
孔雀はタイ族の吉祥です。雲南省の山中に住む一羽の白孔雀が、大自然の中で遊んだり跳ねたりしている様子を美しい踊りで表現します。
京劇『孫悟空大戦白骨精』
白骨精が不老長寿を得ようと天竺に向かう途中の三蔵法師に襲いかかる。それを救わんとするお馴染みの孫悟空。テンポのよい二人の立回りが見所の演目でした。